土俵びらき・ちびっこすもう大会


9月、まだ夏の暑さが残る頃に花組(3歳児)、星組(4歳児)、竹組(5歳児)のみんなで土俵びらきをしました。土俵をお清めし、怪我なく無事に楽しくすもうに取り組めるよう、お願いをしました☆彡

早速、星組さんはすもうごっこを楽しみました♪

きすげのちびっこすもうは『押し相撲』です。力いっぱい、全身で押します!

勝ったら“シュッ”と塵を切ります。これがカッコイイ!


迎えた本番は新潟市相撲甚句会の皆さんをお招きし、『寄せ太鼓』『跳ね太鼓』さらに『相撲甚句』も披露していただきました。聞こえてくると不思議と心が躍る太鼓の音色と圧倒的な技量で魅せる相撲甚句に感激!日本の伝統文化である“相撲”に触れる貴重な時間となりました。

子ども達もじっと聞き入っています!

土俵で練習し、迎えた【ちびっこすもう大会】本番!その表情は真剣そのもの。取り組みの時には大きな声で「がんばるぞ!」と声を出して気合を入れます!さぁ、勝負の行方は?

未満児クラスの時からすもう保育に取り組んでおり、花組さんも蹲踞(そんきょ)はお手の物です♪

「のこった~のこった~」教頭の掛け声が響く中、子ども達は懸命に押し合います。しっかり足でふんばり、力を込めて押しています!

友達との取り組みに、嬉しくて思わず笑みがこぼれる場面も。

迫力満点の竹組の取り組みでは、応援する方もより力が入ります!

きすげの相撲は『勝って驕(おご)らず、負けて腐らず』の精神を大切にしています。負けた悔しさから涙を流す友だちの背中をそっと撫でてくれる優しい手に、体だけではなく、心の成長も感じ取れますね。

きすげこども園に土俵を作って初めての【ちびっこすもう大会】の開催は、保護者の皆さんや地域の方を始め、多くの方のご助力のもと開催することができました。現代の子ども達は、土でできた土俵の上で相撲をとるという経験は多くありません。今回のすもう大会で子ども達は、楽しみながら「面白い」「悔しい」「頑張る」「次は勝つ!」「楽しい」「泣かない!」など、様々な自分の気持ちと向き合って一まわり大きく成長したことと思います。