避難訓練の日

 

こども園では、毎月防犯や防災の訓練を実施しています。

 

6月は新潟地震のあった月なので、避難訓練は「地震」を想定した訓練を行うことが多いのですが、そんな矢先に、本当に大きな地震が発生しました。

 

今回の地震で、胎内市では震度4が観測されましたが、きすげこども園では特に被害もなく、通常の教育・保育を実施しています。また、園児ご家族・職員からも被災した報告はありませんでした。

 

今回の地震で、被災された皆さまにはお見舞いを申し上げます。


 

地震の発生した翌日、もともと避難訓練を予定していましたが、訓練の方法を変更して実施しました。

普段の訓練では、火災報知器を鳴動させたり、緊急地震速報の訓練用アラーム音を放送して、切迫性の再現を行っています。

 

 

 

 

しかし、今回は昨晩聴いたばかりの本物の緊急地震速報と津波注意報のけたたましいサイレンがまだ耳に残っているなかで、さらに、またいつ本当のアラーム音が鳴るかわからないなかでしたので、警報音は使わずに、冷静な行動ができるように集会形式で、避難や待避の方法を子どもたちと確認しました。

 



 

机の下にもぐって、揺れが収まったら防災頭巾をかぶり、すぐ避難。ダンゴムシと呼んでいる待避姿勢をとって、たけ組(5歳児)さん、ほし組(4歳児)は、表情も真剣で行動も機敏でした。

 

そのあとに、乳児さんもみんなでダンゴムシになって、保育士のもとに集まる練習をしました。



 

職員は、大きな余震に備えての確認をミーティングで行いました。

 

今回、初めて地震の揺れを体験した子もいれば、眠っていて全然気がつかなかったという子もいました。

地震という災害を初めて経験して、いつもと違う訓練の雰囲気のなかで、子どもたちの表情や行動も、いつもとちがう訓練となりました。

 

 

 

わたしたちは、たくさんの小さな命をお預かりしているこども園ですので、これからも、毎月の防犯防災訓練をしっかりと実施してまいりたいと思います。