先日、こども園のすぐ近くにあるグループホーム黒川で開かれた「くろかわ茶屋」という地域交流イベントにお招きいただき、はな組さんが訪問してまいりました。
いつもの小さな園バスで出かけます。みんなでクルマに乗ると、それだけで楽しそうです。
グループホームに到着し、まずはごあいさつ。
グループホームのご利用者の皆さん、地域の皆さんがお集まりになって、はな組さんの訪問をあたたかく歓迎してくださいました。
手づくり看板まで作ってくださっていて、子どもたちは風船の飾りに大喜びしていました。
もうひとつ、音楽劇「大きなカブ」。
衣装を替え、今度は役柄ごとに違う衣装。おじいさん、おばあさん、子や孫に、犬とネコ…。それぞれお気に入りの衣装です。
だんだん、子どもたちもこの会の雰囲気にもなじみ、リラックスして楽しみながら劇をしているようでした。
ご覧になっている皆さんの反応も、ひとつひとつあたたかく、登場や大きな動作の場面では、歓声や笑い声が上がり、楽しい雰囲気となりました。

緊張の生活発表会とはひと味違った、体で表現をする楽しさを子どもたちは味わえたでしょうか。
このあと、グループホームでいつもされているという体操をいっしょにしました。音頭であったり“北国の春”など、子どもたちにはあまりなじみのない歌でしたが、グループホームの職員さんや利用者さんの動作をまねて、いっしょに楽しみました。

お茶とお菓子の準備をしていただいてるあいだ、皆さんと「大きな栗の木の下で」をいっしょに歌って、そのあとにお茶とお菓子を皆さんといただきました。
お帰りのまえに、グループホームさんが子どもたちにお土産を用意してくださっていて、それをもらった子どもたちは、驚きとうれしさを跳びはねて体で表現…。用意してくださったグループホームの職員さんも、予想外の子どもたちの反応によろこんでおられました。
同じ地域のなかで、お年を召した方であったり、介護を必要とされる方が生活をしておられ、子どもたちもまた、この地域のなかでこども園の生活をしています。
子どもたちをご覧になってくださる皆さんのご様子であったり、皆さんから歓声をうけ笑顔で見守ってもらう子どもたちの様子は、和やかであり安心感に包まれた雰囲気のなかにありました。
わたしたちは地域のなかで支え合うことの大切さを感じ、子どもたちのこれからの成長のなかに、地域や人とのつながりの大切さを感じとれる機会を、活動のなかでつくっていきたいと思います。

手づくり看板の風船は、子どもたちにプレゼントしていただき、はな組の入口に飾らせていただきました。
皆さん、ありがとうございました。